高齢者の豪雪事故死―支える世代いない20年後のニッポン先取り
2012.02.11 12:00
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地域、行政、企業と集落の結びつきに求められる「災害対策の潜在力」
内多勝康キャスターが「受け入れ側の養成はできないのでしょうか」と聞くと、上村准教授は「これは難しい。新潟は中越地震などで慣れている方です」という。普段から地域同士、行政同士、あるいは企業と集落という結びつきを持っていれば、いざという時に「災害対策の潜在力」になるという。上村准教授の言葉が衝撃的だった。
「支える側が足りないという20年後の日本の姿が表出している。そういう事例として見てほしい」
なるほど、これなら雪害を実感できない人たちにもわかる。しかし20年後、雪の山里はどうなっているだろう。
*NHKクローズアップ現代(2012年2月9日放送「豪雪から高齢者を救え~相次ぐ除雪中の事故死~」
ヤンヤン