餓死・病死気づかれない都会の孤立―立川母子は死後2か月
2012.02.24 10:01
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紙おむつ宅配業者から通報「チャイムにも電話にも出ない」でやっと発見
加藤「今回はどうして発見されたの」
大竹「市役所からは毎月、息子が使う紙おむつが届けられていたそうです。しかし、紙おむつを宅配する委託業者が訪れ、チャイムを鳴らしても電話をしてもつながらなかったので、それがきっかけになったようです」
コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)は「行政は手を拱いているわけではないと言いたいのだろうが、電気やガス会社からの情報提供の低さは手を抜いているとしか思えない。もっと積極的な情報提供をさせる仕組みを作るべきだ」と言葉を強めた。2010年の孤立餓死者の3分の1は首都をかかえる1都6県だった。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト