日本人の4割「方向音痴」もう道に迷わない歩き方・地図の見方教えます
2012.07.24 14:59
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道が覚えられないのは「目印」が間違っている
木村ゆかりさんは道が覚えられない。成城大学の新垣紀子教授がカメラ付きのヘルメットを木村さんに被せて曲がり角が18か所ある2キロの道を案内した。帰りは一人で帰るため目印を覚えようと木村さんも必死だ。
しかし、帰り道は15分迷ってリタイア。新垣教授は「カーブミラーや交通標識はいくつもあるし、反対側から歩くと見えないケースも多くあります。それよりも塀などの特徴で覚えるべきですね。帰る時のために、逆の方向からどう見えるのかを調べて歩くことをお薦めします」
近ごろは、地下鉄出口や地下通路が複雑に入り組んでいるうえ、地上に出ると同じようなビルの谷間で、自分がどっちを向いているのかわからなくなってしまうケースが少なくない。住宅街の歩き方ではなく、こっちの「方向喪失」こそやって欲しいテーマじゃなかったか。
(磯G)