<1年前のワイドショー>島田紳助「芸能界引退」火の粉払うのに必死だったテレビ局

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   深夜近く、島田紳助が暴力団がらみで芸能界を引退すると突如表明して、翌朝からのワイドショーはテンヤワンヤとなった。「島田紳助『暴力団関係者がトラブル解決』闇社会が勝手にやった!?」(フジテレビ系「とくダネ!」)、「『島田紳助と暴力団』現在進行形なら暴力団対策法違反」(TBS系「「朝ズバッ!」」)、「紳助かなり前から考えていた『芸能人引退』お笑いプロデューサー転身」(日本テレビ系「スッキリ!!」)と、まずは前夜の会見の模様を伝えたが、取り上げかたには戸惑いがあった。

   というのも、どの民放テレビ局も信輔のレギュラー番組を持っていたり、たびたび出演していたりしたからだ。いずれ芸能界復帰という見通しならば、ここであまり批判するのは利口でないし、復帰なしということならこれほどの話題はないから、「疑惑」を根掘り葉掘りやりたい。ワイドショーはその見極めが付かなかったのだ。

暴力団との関係に薄々気づきながらレギュラー番組

   しかし、2日目以降になると、暴力団関係者との付き合いの実態も少しずつわかってきて、復帰はそう簡単ではないという見方が広まった。ワイドショーの取り上げかたも厳しくなって、「島田紳助『ぜんぶ正直に話しますじゃなかった』引退会見」(「とくダネ!」)、「紳助が暴力団幹部に頼った右翼団体との『番組トラブル』」(テレビ朝日系「モーニングバード!」)、「ちっともセーフじゃない紳助と山口組幹部とのズブズブ関係」「紳助引退のタイミング―10月に暴力団排除条例。動いていた警察」(「「朝ズバッ!」」、「紳助・暴力団幹部のツーショット写真、手紙どこにある?」(「スッキリ!!」)と、場合によっては警察の取り調べに発展するかもしれない指摘も出るようになった。

   不思議なのは、大騒ぎしたのは3日間ほどで、あとは「紳助沖縄暮らし『叩かれるほど強くなって第2の人生』」(「スッキリ!!」)と応援団のような取り上げかたをしたのを潮時に、ワイドショーはパタリと話題にしなくなってしまうのだ。紳助引退が暴力団との付き合いが原因ならば、それを薄々気づいていながら番組に起用していたテレビ局に、いずれ火の粉が飛んで来かねないと気づいたからだろうか。(テレビウォッチ編集部

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