2024年 5月 5日 (日)

「100円玉商店街」シャッター通りが元気になった!全国100か所が開催

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   シャッターが下りたままの商店街があちこちに出現する中で、元気を取り戻すある「イベント」が全国に広がっている。大阪・箕面市の駅前商店街は28日(2012年10月)、1日限定の「100円商店街」イベントをやった。商店街全体を「100円ショップ」に見立てて、加盟店が目玉商品をすべて100円で販売したのだ。

5900円のバッグがきょうだけ100円。知恵絞る商店主たち

   リポーターの岡安弥生が箕面の商店街を訪れると、普段はシャッター商店街が、雨にもかかわらず買い物客で大混乱だ。それもそのはず、バッグ・サイフ店では3000円のサイフや5900円のバッグ100円という。「こんなに安くて大丈夫?」と尋ねると、店主は「大丈夫なわけがないでしょ。これで赤字にならないはずがない」

   といって、赤字で困ったというふうでもない。この商店街では「100円商店街」のイベントはこれで4回目やっていて、岡安によると「各店のモチベーションがアップ」し、商店街の活性化に非常に効果的だったという。大阪市内の商店街などにも広がっている。

   なにしろ、経費は印刷代だけで、やる気とアイデアがあればできる。なかにはこんなアイデアもあった。商店街にある銀行が考えたのは、束ねた1億円の札束を持たせ記念撮影させるだけ。元手なしで100円。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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