2024年 5月 2日 (木)

40代の20人に1人「緑内障」気づかないまま失明の危険

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   40代から増える目の病気のうち、白内障は目のレンズの濁りを手術で取れば治るが、緑内障は放っておくと失明になる。「緑内障診療ガイドライン」によると、40歳以上の20人に1人が緑内障にかかっていて、その9割が気付かないまま治療を受けていないと推定されている。「日常でのチェックから目薬や飲み薬での注意、緑内障に罹りやすいタイプと、さまざまな疑問にお答えします」(黒田信哉アナ)

要注意!「よくつまずく」「コップに注ぐときこぼす」「戸にぶつかる」

   緑内障はほとんど自覚症状がないが、時々こんな形で気づくことがある。「よくつまずくようになった」「コップに何かを注ぐとき外にこぼしてしまう」「開いている戸などによくぶつかる」などだ。ゲストの東邦大学の富田剛司教授は「緑内障は視野が狭くなったり、視界の一部が欠けてきたりします。つまずいたりこぼしたりというのは、その部分が見えなくなっているということです」と解説する。「あさイチ」の放送中に視聴者からのFAX問い合わせが殺到し、冨田教授がそれて答えていった。

【Q】病院で眼圧が高いと指摘されました。
【A】「眼圧が高い人ほど短期間で緑内障が進みやすいです。日本人の視神経は傷つき易いタイプで、約7割の人がその傾向にあります」
【Q】もっと簡単に眼圧検査ができればいい。メガネ店で眼圧測定ができるようになれば便利じゃないか。
【A】「眼圧測定はドクターの資格がないとできないんです。そのお店でコンタクトを作る為のドクターが常駐していれば可能かもしれません」
【Q】目薬で眼圧を下げる事はできますか。
【A】「可能ですが、専門医による処方の薬を使って下さい。薬は悪化の進行速度を抑えるための物ですから、効果があらわれないからと途中で止める人が20~30%いますが、必ず続けて下さい」
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中