2024年 5月 3日 (金)

「北方領土は勝ち負けなしの引き分けで…」森・プーチン会談―2島先行ということ?

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5月の日ロ首脳会談で決断迫られる安倍首相

   司会のみのもんた「大きな進展はありますかね」

   外交評論の宮家邦彦氏は「このところ冷え込んでいましたからね。急には動かないでしょうが、こういう形でのコンタクトは重要です」と話す。

   みの「森さんを特使にというのは?」

   宮家「(相手側と)ウマが合う人というのは、外交では大事ですよ」

   与良正男(毎日新聞論説委員)「小泉さんがプーチンと会ったとき、オペラの話をしても、何を話しても反応がない。そこで『私は森の子分だ』といったら、相好を崩したときいたことがあるから、相当ウマが合うんでしょう」

   みの「今回の目的はなんだったんですか」

   宮家「首脳間の継続的なコンタクトの突破口を開くことでしょう」

   与良「引き分けとは2島だと思いますか」

   宮家「そこは難しいところで、急いで中身を詰めるとかえって話が進まなくなるかも…」

   みの「1島ずつでもいいから還って、最終的に4島になればいいと思うんですが」

   落としどころはそのあたりだろう。今の外務省のやり方では100年経っても返還はない。首相にそれが決断できるかどうか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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