2024年 4月 27日 (土)

がんになっても子どもは欲しい…治療と出産どう両立させるか

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   晴天のもと、公園の芝生の上で子供と戯れる親子連れ。一見、のどかな時間を過ごしていると見えるが、じつは両親ともにがん患者だった。「クローズアップ現代」はがんを患いながらも子供が欲しいと願う両親と医療現場で進む「治療と出産の両立」に実態を伝えた。

妊娠4か月で抗がん剤治療の副作用

   キャスターの国谷裕子は「40歳未満でも1年におよそ2万人がガンにかかるといわれています。それでも子供が欲しいと願う患者が増えている一方、その先には抗がん剤の副作用という大きな壁が立ち塞がっています。がん治療と出産、いかに両立させるかが大きな課題となっています」とつたえる。

   赤坂有紀さんは乳がんと診断された後、自分が子供を産める身体であるかどうかに不安を覚え、産婦人科医に相談した。「先生から生理不順もないので大丈夫ですと言われました」と語った。しかし、その後の抗がん剤治療で、妊娠4か月頃から脱毛などの副作用が発症した。赤坂さんは「大変なショックを受けました。これで無事に子供が産めるのかと不安になり、その後に卵子の凍結・保存という方法があることを知りました」と語った。

   がんにかかりながらも、子供を産むという決意をしたのはなぜなのか。「夫が子供好きで、頑張れと励ましてくれたからでした。何としても子供が欲しいと考えました」と赤坂さんは話す。

   国谷「抗がん剤治療の副作用は脱毛、吐き気、白血球の減少を生じ、女性では月経閉経、男性ならば無精子症となります」

文   ナオジン
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中