不妊治療ビジネスが狙うアラフォー女性「まだいけますよ」とズルズル治療
2013.05.10 14:55
0
「産育」急げ!生殖適齢期は25~35歳
不妊治療を繰り返す以外の選択肢を模索する動きも出てきている。慈恵大学病院は3年前から不妊治療を始める前に必ず説明会に参加してもらい、すべての患者が子どもを授かるわけではないことを説明している。治療を始めてからもカウセリングを行い、治療をいつまで続けるか、患者の判断をサポートしている。
ただ、子どもが欲しいという患者にとってはこれもネガティブな対応でしかない。大事なのは、吉村教授が指摘する「25~35歳までが生殖年齢の適齢期であるという教育の欠如を改め、社会や企業が子どもを生んだあとでも女性が働けるような社会づくり」だろう。
モンブラン
文
モンブラン