2024年 5月 9日 (木)

五輪種目「レスリング」最有力!政治対立してる米国とイランのタッグ奏効

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   ロシア・サンクトペテルブルクで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)理事会は日本時間のきょう30日未明(2013年5月)、2020年夏季五輪の採用競技絞り込みで、レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3つを残した。9月に開く総会でこの中のひとつに決まる。

   アメリカのオリンピック専門サイトが直前に行った調査では、人気はレスリング、スカッシュ、空手の順で、野球は4位だった。候補に挙がった8つの競技がそれぞれデモを行ったなかでも、野球は閑散とした印象だっただけに、結果は意外感を持って受け止められた。

「野球はイニング短くしてまでオリンピックで見なくても」

   なによりも盛り上がったのはレスリングだった。発表で一番に名前があがると会場は歓声に包まれ、次の候補の名前が聞きとれなかったほどだった。現地でPRをしていた吉田沙保里選手は飛び上がり、東京・浅草で見守っていたアニマル浜口・京子親子も「やったぁ」と叫んだ。

   吉田は「嬉しかった。多くの人の思いがIOCに伝わった」と安堵の表情を見せたが、「9月の決勝戦に絶対に残れるようがんばる」と気を引き締めた。

   一方、野球とソフトボールは北京五輪が最後だ。ソフトは金メダルだったが、今回は2つでひとつである。また、新顔のスカッシュは3回目の挑戦になるが、相変わらずかべは厚い。

   司会の羽鳥慎一は「野球が残ったのは驚き」という。テレビ朝日ディレクターの玉川徹は「ソフトは北京で金メダルですから、レスリングばかり応援していていいのかなという気がする」

   赤江珠緒キャスター「3つのうちひとつというのも悩ましいですね」

   松尾貴史(タレント)「野球はね、オリンピックで見なくてもいいやと思ってる人もいる。イニングを短くしてまでやらなくても、という向きもあるかもしれませんね」

   玉川「ボクはソフト見たいな」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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