<報道の魂「君によりそって~北海道生まれ『君の椅子』の7年~」>
生まれてきてくれてありがとう!誕生祝って椅子贈る過疎の町の「命のつながり」
2013.06.09 10:00
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しみじみ感じる赤ちゃんは「未来への希望」
多用されるお母さんと赤ちゃんの手のアップ、なめらかな木に顔を寄せたり、握って開いてを繰り返す赤ちゃんたち。ナレーションよりもずっと雄弁な「希望のかたまり」っぷりはため息ものである。なんであんなにふくふくしているのか、なんでこれほど邪気がないのか。「〇〇くんの椅子に座って見せて」とスタッフに言われた3歳の男の子が、「こっちのがいい」とお母さんの膝に腰掛けるなんて、可愛すぎて3回くらい巻き戻しました。「お父さんが作ってくれたの」と一生懸命お話してくれる家具職人宅の坊やも、ツボです。
育つと言うことの尊さと、「子どもは希望」というメッセージはどれだけ使い古されても古びないということを痛感する30分でした。…内なる母性本能を引きずりだされずにはいられない危険な作品だということも追記しておきたいと思います。(TBS系6月2日0時55分~)
(ばんぶぅ)