2024年 4月 29日 (月)

「大阪女性変死」自宅から突然消えわけあり知人119番…丸刈り、全身打撲、脳挫傷

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   今年2月(2013年)に大阪府八尾市で死亡した無職の女性(当時61歳)の死因に不審な点があり、警察が捜査していることがわかった。頭は丸刈りで全身に多数の打撲の痕があり、肋骨や腰の骨が折れ脳挫傷も負っていた。最近、高齢者が事件に巻き込まれるケースが目に付くが、レポーターの阿部祐二が現場から報告した。

血縁関係のない男性が出入りして命令口調で指図

   これまでの調べによると、死亡した女性は中山幸子さんで、府営住宅に住んでいたが、同じ八尾市内の知り合いの女性の家から「中山さんの様子がおかしい」と119番通報があり、病院に運ばれ死亡が確認された。知人女性は「2日前から家に泊めていたが、体調不良を訴え意識がなくなった」といっている。

   だが、取材を進めると、不可解な点が浮かんできた。2人を知る人に聞くと、「2日前から(泊まりに)というのは違う。もっと前からあずかっていた」という。府営住宅に住む人は「中山さんは犬を2匹飼って可愛がっていたのに、置いたままにして出掛けて行った」「洗濯物がベランダに長期間放置されたままになっている」「血縁関係のない男性が出入りして、命令口調で指図していた」などといった証言が出てきた。警察は何らかのトラブルに巻き込まれ、暴行を受け死亡した可能性があるとみて捜査している。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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