そうだったのか接着剤の失敗!着かない、乾かない、はがれる…
2013.09.24 15:25
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瞬間接着剤がなかなか乾かない
瞬間接着剤は1秒で何百キロという重さのものをくっつけてしまうが、家で使うとなかなか乾かずつかないことが多くないだろうか。実は使いすぎだったのだ。たくさん塗るとそれだけしっかり接着しそうな感じだが、まったくその逆なのである。
「瞬間接着剤は溶液が揮発するのではなく、接着面にわずかにある湿気で固まるんです。たくさんつけるとそれだけ多くの湿気が必要になりうまく接着しません」(名古屋の接着剤メーカー研究所・安藤裕史所長)
宮下が2枚のガラスにべったりと瞬間接着剤を塗って合わせたが、ぬるぬると滑るばかりでいっこうに乾かずくっつかない。適正分量は10円玉の広さに1滴程度だ。ただマグカップなどの取れてしまった取っ手などは、接着面がザラザラだったりデコボコだったりしていて、瞬間接着剤を多めに使わないとぴったり合わさらない。そんなときの裏ワザが、接着剤を塗る前に息を吹きかけてやる。あらかじめある程度の湿気を与えておくのだ。
実はこうしたことは接着剤の箱に書いてある。よく読まずに使って失敗していたというわけである。接着剤は大和のりとは違うのだった。
(磯G)