2024年 4月 30日 (火)

ロボットが人間殺す「戦争自動化」命令なしでもプログラム通りに攻撃!兵士も民間人も識別なし

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SF世界が現実化…人間の生死を自動制御ロボットが決定

   戦争のあり方も変わる。専門家は「人の役割は戦場から離れたものになる。戦闘中の決定ではなく、あらかじめプログラムされた命令が戦争を左右することになる」という。

   イスラエルではすでに、国境線のパトロールには無人車両が使われていた。今後さらに高度な人工知能を搭載して、ルートの選択も走行も自律化して、隠 れている人間に「出てこい」と命令までする。むろん攻撃も可能だ。開発者は「依頼主次第」という。

   国連の専門家は5月、人間の判断なしに攻撃を行うロボットの開発は凍結すべきだとの提言を出した。人権団体は殺人ロボット禁止の条約締結を呼びかける。「独裁者が手に入れたらどうなるか。兵器ができ上がる前に一線を引かないと」という。

   岩本教授は「技術は民生も同じだから止められません。まだ完全自律型はできていないいま、国際法上どうなのかなどあらゆる検討をする必要があります。最大の問題はロボットが人間の生死を決めていいのかどうかだ」という。

   戦場ロボットの行きつく先は人間との闘いになるのか、ロボット対ロボットか。ただ、どんなレーダーもコンピューターも1発の弾丸にはかなわない。忘れたのか、ベトナム戦争でなぜアメリカが負けたのかを。

ヤンヤン

NHKクローズアップ現代(2013年9月26日放送「ロボット兵器が戦争を変える」)

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