2024年 5月 2日 (木)

<天国の恋>(フジテレビ系)
内博貴・高田翔と両手に花のドロドロ関係…床嶋佳子「こりゃ天国だあ!」妄想アラフォー大喜びの昼ドラ

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石田純一の笑っちゃうほどのド下手、毬谷友子の怪演は見逃せない

   床嶋と同世代で、ワインバーに集まっては本音トークで盛り上がる女たちを川上麻衣子、北原佐和子、小原正子、中原果南が演じる。床嶋の父親が石田純一、生みの母親が毬谷友子で、ほかにも山口いずみ、ダンカン、丘みつ子、神保悟志…と濃すぎる俳優たちの濃厚な演技で胃もたれしそうなほどである。

   なかでも、毬谷の神がかりな演技と、石田純一ド下手な演技は注目。この2人、設定年齢は60代後半から70代なのだが、とてもそんなふうには見えない。あえて年齢不詳に見せていると思われる毬谷に対して、どうみても石田のほうは、『素』のままでやっていますという感じなのも好対照で面白い。

   そんな石田、26日の放送では「あっちに効くらしいですよ」と神保にプレゼントされた熊の手を嬉しそうにイジっていたが、この熊の手が漢方に使うような干したものではなく、まんまキグルミの熊の腕を持ってきましたという状態でビックリ!! もしかしたら、ギャグのつもりなのかもしれない。

   そういえば、「奥さん、毛深いの嫌いっすか」と初めてのベッドシーンで高田が囁き、その胸毛を床嶋が手で触る場面もあったが、胸毛はあきらかにつくりものだった。フレディマーキュリーのモノマネをする時に貼り付けるようなオモチャの胸毛だったり、毬谷がへんな霊能師(岡まゆみ)と祈る呪文が「つんでれでれでれ つんでれでれ」だったり。

   スタッフも楽しんで作っているのではないだろうか。あるいは、制作しているのはドラマ班ではなく、バラエティ班かもしれない。ドロドロをきわめて、これはもう昼ドラコントとして楽しんだほうがよさそうだ。1周回って新境地に達した中島ワールドに最後まで目が離せない。<月~金ひる1時半>

(くろうさぎ)

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