年末年始に多発!ペット誤飲事故―目離した隙にフライドチキンや串揚げ、リボン…
2013.12.17 15:08
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ペットの猫や犬が食べ物でないものを飲み込んだり、食べると障害を起こす人間の食べ物を食べてしまったりする誤飲事故が、年末年始に急増する。2011年の「誤飲によるペット保険の請求件数」というデータ-によると、12月と1月が飛びぬけて多い。なぜなのか。山田大樹アナによると、「来客などが多い時期で、飼い主の目が届きにくくなって、その隙に食べてしまうんです」という。年末の掃除などで忙しく、目を離したときにというのもあるだろう。
井ノ原快彦キャスター「ホント、食べるとは思わないものを食べちゃうんだよ」
ポインセチアの葉や茎に毒性
東京・世田谷に住む宮崎真彩子さんは3歳のトイ・プードル「静」を飼っているが、ホームパーティーの最中に苦しみだした。「呼吸困難みたいになっていたんでしょうね、発作みたいな。手足が硬直してがたがた震えて、すっごく怖かったです」と話す。
あわてて動物病院に連れて行くと症状は治まったが、翌朝に嘔吐した。出てきたのは大きな柿の種だった。デザートで出ていた柿をこっそり食べて、そのとき種も飲み込んでしまったのだ。こうした犬や猫にとって危険なものは家の中に結構多い。
食べ掛けのフライドチキンを椅子の上に置いておいたりすると、犬は骨をかみ砕き刃物のようになってしまう。楊枝や串に刺した揚げ物などもそのまま飲み込んでしまう。プレゼントなどの解いたリボンで猫がじゃれているうちに飲み込むことも多い。この季節の室内植物のポインセチアは葉や茎に犬・猫にとっての毒性がある。