<安堂ロイド>
低視聴率だけが話題だった「キムタクSF」笑えない感動できない筋わからんの致命傷
2013.12.18 12:45
0
木村拓哉にはちょっとかわいそうな評価「もう彼では視聴率取れない」
アニメやゲームの世界を取り入れ、若い人を取り込もうという意欲は感じられるが、そもそもアニメやゲームの側に行ってしまっている人たちは、もうテレビドラマは見ないのではないか。残念ながら、そういう意味ではテレビドラマ制作者受難の時代と言えよう。
木村拓哉は科学者の沫嶋黎士とアンドロイドの安堂ロイドの二役を演じた。木村くんの本領は言うまでもなく、沫嶋黎士型の自然体の演技にある。今回、無表情のロボット役は木村くんにとって新しい挑戦だったろう。せっかくの演技だったのに、「もうキムタクで視聴率は取れないのか?」なんて言われたらかわいそう。
あと、ロイドはものすごく電気を食うらしく、麻陽(柴咲コウ)の部屋で充電中は家電が使えないという設定、そこだけは笑わせようとしているのか。最近うちにやってきたロボットのルンバちゃんはとってもつつましく、省エネ。せっせせっせと1時間も健気に走り回るけど大して電気を使わない。ロイドくん、100年先から来たのなら、水を飲んで太陽を浴びただけで自分で発電するぐらいの技術は持って来いよな。(TBS系日曜よる9時~)
(カモノ・ハシ)