2024年 5月 2日 (木)

お正月の富士山眺めながら東海道・駿河路一人旅…渡辺徹「次郎長」になる!

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次郎長で花柳界もにぎわった清水港「ランチタイムお座敷体験」

   さらに清水へ。清水といえば次郎長です。次郎長は任侠ですが、晩年は清水港の整備・造成に尽力したそうで、それをきっかけに清水港は大いににぎわい、一時は置屋が30軒もあり、芸妓も150人いたといいます。次郎長の生家をのぞいたりしながら、渡辺さんは立派な造りの割烹に入っていきます。「ランチタイムお座敷体験」なんていうのがあるのです。ランチ代で芸妓さんたちと「お遊び」を体験できるというのですから、寄らないわけがありません。町おこしの一環で、女性にも人気だそうです。ビールをひと口飲んだ渡辺さん、「うれしいねえ。楽しいねえ」

   そりゃあそうです。和服姿のお美しい芸妓さんが5人も侍っているのですから…。ここで、渡辺さんは生い立ちを話し始めました。「おやじはね、流しだったの。アコーディオン持って、1曲20円、30円でお座敷を回ってたんだね。それで俺を育ててくれたのよ。だから、こういうところってなつかしいような気がする」

   へえ、渡辺さんって、そういう世界の出身だったんですか。芸妓さんたちはそんな話を聞きながら、「次郎長音頭」を唄い踊ってくれました。

   すっかりいい気分の渡辺さんは、清水港から伊豆半島・土肥までの船の乗り、まだまだ遠くへ行くつもりです。駿河湾は夕日で赤く染まり、見渡す向こうには富士山…というはずだったのですが、あいにく雲が垂れ込めてきて見えずじまい。でも、この船、「県道223号線」なんて勝手に名乗っています。「223(ふじさん)」というわけで、渡辺さんも「洒落だけど、いいのこんなの」と大笑いです。

   年末年始のお休みに、駿河路のドライブなんていいかもしれません。

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