2024年 4月 26日 (金)

インフルエンザ今年はA香港型!「ホントに効く予防法」「効果なしの俗説」検証

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

予防効果期待できない抗生物質、ネバネバ食品、すり下ろしにんにく、ビタミンC

   巷では予防効果があるとよく言われることでも、実際にはほとんど効果がない俗説は多い。その筆頭が抗生物質だ。「抗生物質は細菌を叩くための物で、それより小さいウイルスには効きません。また、市販薬は症状を緩和する程度のもので、ビタミン剤は薬のように効くわけではありません。つまり、何かを飲んで風邪を早く治そうとしても、残念ながらできません」(岸田医師)

   納豆、めかぶ、オクラなどのネバネバ食品、すり下ろしにんにくなどは効くのか。岸田医師は「これらはあんまり効果はないいですね」という。

   視聴者から「食事をしっかりとって風邪と戦うのがいのか、一方で消化にエネルギーがかかって風邪がなおりにくいという意見がありますが、どっちですか」という質問が寄せられた。岸田医師は首を傾げ、「どっちもどっちですね」

   熱が出ても、おとなは38度、子供は38・5度までなら解熱剤を使わない方がいいと言う。発熱はウイルスの活動を弱め、免疫細胞のリンパ球の働きを助けるための「自衛症状」だからだ。37度台の熱で解熱剤を飲んでしまうと、かえって治りにくくなる可能性が高い。

   岸田医師「熱の上がりはじめ寒いので厚着をしてください。熱が上がって汗が出たら下着を替えて、タオルで体の汗を拭きとる事が大事な治療法になります」

(磯G)

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