蔵の町・栃木で「小江戸散策」地元名物モロフライ!これがなんと…羽野晶紀びっくり
2014.01.29 16:34
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東北の行商人が持ち込んだサメの切り身
しばらく歩いていると、いいにおいがしてきます。天明元年創業の「油伝(あぶでん)」というお味噌屋さんでした。いまだに木の大きな樽を使っていて、直径3メートルもある桶の中に人が入って仕込みます。
油伝8代目・小池英夫さん「ひと樽で4トンぐらい入りますよ」
ちょっとなめさせてもらった羽野さん、「つぶつぶが残っていて甘いんですね」
小池さん「これは舐め味噌ですから。コメと大豆を半々で作ります」
街中に戻ってくると、魚屋さんに「モロ」という魚が売られていました。ホンサメの切り身です。栃木は物流の要衝だったことから、途方からの行商人も多く、彼らが持ち込んでくるものだったといいます。
「サメをどうやって食べるんですか。どっかで食べられますか」
羽野さんは興味津々です。お魚屋さんに教えられて「なすび食堂」に向かいます。出てきたのはモロフライ。タルタルソースが添えてあります。
羽野「へえ、あっさりしてますね。うん、柔らかい鶏肉といった食感です。でも、サメだと思うと、ちょっとびっくりですね」
食堂のおかみさんによると、昔は煮つけで食べたものだけれど、最近はフライの方が人気があるそうです。
街の周辺は畑や田んぼが広がり、これから春になると菜の花が一面に咲き、桜も満開になります。蔵の町の日帰り旅なんていいかもしれません。
涼