上村愛子34歳「最後のオリンピックでもう1段上りたい」猛トレーニングで肉体改造
2014.02.04 16:16
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固いモーグル斜面で軸がぶれなければメダル圏内
国谷はゲストの附田雄剛氏(モーグル解説者・五輪4大会連続出場)に「身体の軸がぶれないとはどういうことでしょうか」と聞く。
附田「モーグルの斜面はとても固いんです。そのため、ヒザが割れて股関節が前に出やすい。それを押さえるには、身体の軸がぶれないこと。それができれば、スキーがどの方向を向いても抑えつけることができます。
彼女は僕から見ても凄い量のトレーニングをしています。彼女がモーグルを始めたときのルールと、今のルールはずいぶん変わっていて、精神的には大きな負担となっていると思いますが、それに合わせるために自分の肉体を鍛え続けているんだと思います」
もう一人のゲスト、武田美保・三重大学特任教授(シンクロナイズドスイミング シドニー・アテネ五輪銀メダル)は「私たちのシンクロでも、試合に出場すると身体が元に戻るのに3日はかかりました。できていたことができなくなる恐怖もあります。それまでの自分を上回る身体をどう作るか。辛い作業ですが、一つ一つ確かめながら進むことが重要です」と話す。上村愛子、ガンバレ!
ナオジン
*NHKクローズアップ現代(2014年2月3日放送「今度こそメダルを~上村愛子34歳の挑戦~」)
文
ナオジン