2024年 5月 2日 (木)

「ごちそうさん」の大阪―勝村政信おいしくて粋な「船場」散歩!きつねうどんもここで生まれた

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油揚げとうどん「めんどうや、一緒にいてまえ」

   「きつねうどん」も船場で生まれた。明治26年創業の「うさみ亭マツバヤ」の店主・宇佐美芳宏さんがきつねうどんの由来を話す。「祖父は寿司屋上がりで、うどんの突き出しに油揚げを出していたんです。ある客が『めんどうや、一緒にいてまえ』と直接乗せて食べたらえらい美味かったという事からと聞いとります」

   勝村は続いて老舗昆布店「小倉屋」に向かう。大坂の味の基本は昆布だ。店には昆布の佃煮など180種類が並んでいるが、ひときわ目を引ひくのが2メートル近い「山だし昆布」(北海道函館の尾札部産)である。100グラム当たり2205円というから、1枚4000~5000円はする高級品だ。昆布の美味しいダシの取り方も教えてくれる。「水1リットルに昆布が15ぐらむ(約10センチ四方)で煮込んでいきますが、お湯は60度、これで1時間煮込むと極上のダシができます。この方法だと旨味成分をしっかりと濃縮できます」(店員の後迫美乃里さん)

   大阪、「食い倒れ」とはちょっと違う粋な散歩でした。

(磯G)

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