札幌ボンベ連続爆発逮捕の51歳女性「私はやってない」乏しい直接証拠
2014.05.01 12:40
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札幌市北区でガスボンベを使った爆発・未遂が続いていた事件で、北海道警はきのう30日(2014年4月)夜、区内に住む51歳の女性を激発物破裂容疑で逮捕した。容疑を否認しており、道警も逮捕に踏み切った根拠など詳細を明らかにしていない。
警察署とトラブルあった近所の住人中心に絞り込み
直接の逮捕容疑は4月3日午後11時43分ころ、道警関官舎で起った爆発だ。カセット式ガスボンベ5本が使われ、うち3本が破裂して窓ガラスなどが壊れ、あたりに約2000本のクギが散らばっていた。1月27日から4件の爆発・未遂が続いており、いずれもカセットボンベを使っていた。
現場は札幌北署管内の半径3キロ以内と集中し、関与をほのめかす手紙が北署や報道機関に送られ、警察官を名指しで非難し、次の犯行を予告していた。道警は北署とトラブルを起こした人物を中心に捜査を進め、現場付近の防犯カメラの映像などにこの女性が写っていた。任意の聴取を続け、女性は犯行を認めていないが、犯行予告の解析などから逮捕に踏み切った。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト