2024年 5月 9日 (木)

気色悪いよセルフィー男!にこっと笑ってパシャ、ポーズ作ってパシャ…ジムで見かけた自己陶酔オジサン

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

送りつけられいちいちコメントするこっちの迷惑考えろ!

   フェイスブックやブログで他人からの「いいね」評価を得るためには、自分が写ってる写真をアップしたほうが効果的だという話は聞いたことがある。「○○へ行きました」「××を食べました」という時に、自撮り写真を付けたほうが閲覧数も上がるし、いいねも増えるというのだ。

   そんな自撮りのアングルに長けていて、実物よりもかわいくカッコよく見える一般人がただいま増殖中だ。自分の顔がよく見える角度を知っていたり、人気者になりたいがためのネタを小出しにしていく彼らは、言い方によってはセルフプロデュース力に長けているのだろう。

   でも、自分のトレーニング結果や汗をかいて頑張りましたみたいな写真をちょくちょくアップされても、どうリアクションしたらいいのか本当に困る。私の知り合いにも「セルフィー男」がいるけれど、写真を見るたびに悩む。「スゴイね」とか「やる~、カッコいい」とか「おっ、痩せて来た」といったアゲアゲなコメントを送るしかないからだ。アンタの頑張っている写真はもういいよ、こっちは二日酔いなうえに筋肉痛なんだからさぁ、ヤメてくれとはなかなか送りにくい。

   それに増して、どれだけ自己愛が強いのかとドン引きしてしまう。きっと自撮り男の思考回路はジムに通い出すほどにトレーニングウェアの露出が高くなっていくおばさんと一緒だ。セクシーを勘違いして、見せる公害のウェアに、妙にハイテンションで話しかけてジムの客たちの裏ボスみたいな感じになっていく人たち。あれと大差ないに違いない。

   ここにもいたか、自分大好き男。少しは運動不足を解消しようと思っていたのに、すっかり心は折れてしまった。彼らの間に挟まっても、気にせず運動できる強いメンタルを私は持ち合わせていない。そそくさと見学を切り上げ、私が向かった先はコンビニのお酒売り場だった。

モジョっこ

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