2024年 5月 1日 (水)

<ルーズヴェルト・ゲーム>(TBS系)
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会長からアルバイトまで全社一丸…昭和30年代の古臭さ

 

   話はたしかに「逆転に次ぐ逆転の物語」というだけあって、会社乗っ取りの攻防にはハラハラさせられた。攻防の焦点となる新技術はイメージセンサーというものだから、時代は現代なのだろう。だけどなんだか昭和の話みたいな感じがした。社長、会長はじめ技術者、現場労働者、アルバイトまで会社を愛し、全社一丸となって会社の象徴である野球部を応援する。最後に野球部が勝つと同時に倒産寸前だった会社も立ち直る。昭和も昭和、30年代みたいだ。日本の企業文化の良さは私もわかるつもりだが、これはちょっとズレてないか? 後ろを向いて「夢よ、もう一度」と空しく叫んでいるような気がした。(放送・日曜よる9時~)

(カモノ・ハシ)

文   カモノ・ハシ
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