2024年 3月 19日 (火)

<同窓生~人は、三度、恋をする~>(TBS系)
「東京ラブストーリー」アラフォー不倫版!無理あり過ぎ…柴門ふみ「恋愛の神様」ドラマ化

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   原作はあの「東京ラブストーリー」と同じ『恋愛の神様』柴門ふみ、脚本はNHK大河ドラマ「篤姫」の田淵久美子というアラフォー男女のラブストーリーだ。

   井浦新が演じる柳健太は一流企業に勤めていたが、離婚をきっかけに実家のクリーニング店を継ぎ、事もない生活を送っている。25年ぶりに開かれた中学の同窓会で元カノや友人に再会し、そこから新たな物語が始まる。健太の元カノ鎌倉あけひに稲森いずみ、ほかに広野薫子(板谷由夏)、桜井遼介(松岡昌宏)らがいる。

25年ぶり再会でいきなり「「離婚するんなら待ってればよかったな」

   中学時代に2か月ほどつきあっただけで、25年間合わなかったにも関わらず、同窓会で再会したとたん急接近。「離婚するんなら待ってればばよかったな」とか、わざわざ電車に乗って洗濯物を出しに来たり、「キスして!」と迫ったり、ぐいぐいくる感じがどうも…。

   漫画なら「胸キュン」なんだろうが、テレビドラマでそれをやられると、「痛いオンナ」にしか見えない。あけひは養父から暴力を振るわれ、結婚したカリスマ美容師の夫もDV男という陰を持っているのだが、とてもそんなふうには見えないのだ。

   見えないといえば、あけひの夫役の松本利夫(EXILEのMATSU)はいかがなものか。結構、重要な役どころをこんなド素人がやるものだから、ドラマがペラペラになる。「花子とアン」の嘉納伝助を演じた吉田鋼太郎とまではいわないが、もっと陰影のあるDV夫を演じてくれれば、ドラマにも深みが出ただろうし、あけひが健太に傾倒していくのにも共感できるだろう。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中