広島・土石流直撃の住民に電話取材「あわてて2階に避難」「朝になったら茶色の世界」
2014.08.20 15:03
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「目の前のアパートが跡形もありません」
被害住民とまた電話がつながった。女性だ。「マトバといいます。最初の土石流は午前3時頃に起きました。うちの上にある住宅が押し流され、うちの近くで止まって土石流の防波堤となり、うちは押し流されず済みました」
小倉「ご近所の様子はどうですか」
「うちの前にも住宅がありますが、声をかけても反応がありません。近くには4世帯が入居していたアパートがありましたが、いまは跡形もありません」とマトバさんは伝える。
ヘリからの映像を食い入るように見ていた気象予報士の天達武史は、「いまは広島は雨が止んでいますが、雨が止んだ後に新たな土石流が発生することがあります。何か変だと感じたら、即座に避難して下さい」と警告した。
コメンテーターのデーブ・スペクター(テレビプロデュサー)「これから自衛隊なども出動するのでしょう。被災した人は雨でここまでの被害が出ると思ってもいなかったでしょうね」
番組終了直前の集計では、死者8人、行方不明13人以上となっていた。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト