大分・日田で「里の秋」満喫!江戸時代の町並みや風習残る豊かな天領
2014.08.28 15:38
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400年続く鵜飼い
日田が天領となったのは質の高い木材を産するからだが、なかでも日田杉が有名で、いまでもこれを使った民芸品が多い。薄い杉板を組み合わせてランプの幌にしたランプシェード、予約が3か月待ちという人気の日田げだ。
さらに、400年続いている三隈川の鵜飼い。岐阜県長良川の鵜匠は豊臣秀吉が日田の鵜匠を連れて行って定着させたものだと言う。川沿いの旅館では無料で宿泊客に浴衣の試着サービスをしている。遠藤久美子は鶯色の地に金魚が散りばめられた浴衣に黄色の帯を選んだ。屋形船は夕食付で6000円。夕食は鮎の刺身に甘露煮塩焼きなど鮎三昧である。
遠藤「美味しい。皮はパリッパリで中はジューシー」
地元のスーパーに行くとビニール袋に入った「たらおさ」がうず高く積まれている。タラのえらと胃を干した物だ。一口サイズに切ってしょうゆと酒と砂糖で煮込むのだが、お盆には欠かせない郷土料理だという。
秋の日田で「里の秋」を満喫という旅もよさそうだ。
(磯G)