京都・連続不審死妻「青酸化合物」どこから入手?結婚直後に次々夫死亡
2014.11.20 12:47
0
遺産相続は総額8億円
一方で週刊誌的な探索は進んで、筧の生い立ちや結婚歴もわかってきた。北九州市の出身で、高校卒業後は大手銀行に就職して、24歳で結婚して大阪に移った。夫は25年後の1994年に死亡している。2人目の夫(当時60代)は結婚後2年半の06年に死亡、3人目(当時75)は結婚3か月後の08年死亡している。
勇夫さんは4回目になるが、その前に婚約していた大阪の男性(当時71)が12年にバイクで走行中に死亡している。これも第1発見者は筧で、司法解剖で血液から青酸化合物が検出されている。3番目の夫の親族は「葬儀で『家内です』と自己紹介され、初めて結婚していたことを知った。葬儀のあとに土地も財産も勝手に売って出ていった」という。相続した遺産の総額は8億円との報道もある。
司会の小倉智昭「週刊誌では、平成の事件史に残る大事件になるともいわれていますよね。たしかに怪しい」
田中良幸レポーター「各スポーツ紙、週刊誌は早くから疑惑に注目していました」
木暮太一(経済ジャーナリスト)「青酸化合物って、どうやって手に入れたんでしょうね」
小倉「警察の捜査もむずかしいような気もしますが...」
これまでにかけた時間を考えると、逮捕には相当の事実を積み重ねているはず。むしろ決め手を隠していると見た方がいい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト