2024年 5月 1日 (水)

老後は「刑務所」で悠々自適!?衣食住に困らず医療はタダで友だちもいる

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刑務官「刑務所の役割とは何だろうと考え込んでしまいます」

   刑務所「病棟」では受刑者一人ひとりの健康状態に合わせ、「減塩食」「粥食軟菜」などの食事メニューが作られる。風呂も介護の刑務官が付き頭などを洗ってくれる。さらに准看護士の資格を持つ刑務官が巡回し、体調チェックもしてくれて、症状が悪化すれば外の病院で専門医に診てもらえる。すべて無料だ。手厚い看護も、刑を全うさせ社会に復帰させるためというが、税金で賄われる刑務所の医療費はこの10年間で約2倍に跳ね上がり、年間58億円にのぼる。

   黒羽刑務所で刑務官が最後に案内したのは墓地だった。刑務所内で死去し引き取り手のいない受刑者のためにつくられたという。墓石に刻まれた言葉は、誰もが皆一つの浄土に戻るようにと「會一處」だった。

   塀の外に出れば自己責任、中なら極楽状態。栃木刑務所の女性刑務官は「刑務所に来た方は、食べ物は出るし着る物はあるし、生活に困らないという面ではそう思っている人はいるでしょう。自分たち刑務官はボランティアではないですし、刑務所としての役割となると頭を抱える部分もあります」と率直に話していた。

   司会の小倉智昭「受刑者以下の生活をしている善良な市民は結構いると思う。そこが問題ですね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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