2024年 5月 3日 (金)

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騎手で買う馬券―ファン泣かせはだれだ?期待裏切る福永祐一

   最後に私が大好きな競馬の記事を『アサヒ芸能』から。「人気を裏切る『危険な騎手』はコイツらだ!」。少し前までは『裏切る』騎手は武豊が筆頭だったと私は思っていたが、昨今は少し変わってきたようだ。

   それにデムーロやルメールなど外国の一流騎手が日本の免許を取り、3月から日本の騎手たちと力比べをする時代になり、これまで以上に騎手の力が馬券の検討に欠かせないものになることも、騎手への批判の声が大きくなってきている背景にある。

   では、今一番ファンの期待を裏切っている騎手は誰か。毎年リーディングジョッキーの上位に顔を出す福永祐一(38)だというのだ。競馬ライターの兜志郎氏は怒りを込めてこういう。<「ジャスタウェイが凱旋門賞(フランスG1・14年10月、8着)のゴール後、元気いっぱいに先着馬を追い抜いていったことをどう思っていたのか。あれはまだ馬に余力があった証拠。あの姿を見る限り、コーナーを6つ回る中山で距離不安などあるわけがない。これは有馬記念を勝った経験があるアンカツもレース前に言っていました。

   結局、馬を信頼していないから、あんな競馬になったんです。福永は口では『エピファネイアやジャスタウェイは僕がいちばんよくわかっている』と言いますが、疑わしい。負けたレースから学ぶ姿勢がない騎手」>

   福永が消極的な乗り方で競馬ファンを泣かせているのと反対に、前々で運ぶ積極的なレースが功を奏しているのが武豊(45)だという。それから23年間続けてきた年間50勝の記録が途絶えた田中勝春(43)は、かつてほど追ってからの迫力がなく、戸崎圭太に乗り替わられるケースが増えている。

   三浦康成(25)もハナ差負けが多く、以前ほど評価は高くない。追い込み馬に乗せると見事な騎乗を見せる池添謙一も、その極端な騎乗が批判を受けているという。四位洋文(43)も人気馬で裏切ることが多く苦情が多いそうだ。

   たしかに、福永の騎乗には疑問符がつくことが多いようだ。命から2番目に大切なおカネを賭けるのだから、ファンの目が厳しくなるのは当たり前だ。だが、腕がよくても厩舎との付き合いがうまくなければいい馬には乗れないし、乗れなければ勝てないという悪循環になる。一時の武豊がそうであった。

   私は、騎手の腕は「人気馬を人気通りに持ってこられるかどうか」で決まると思っている。人気薄の馬で大穴を開ける騎手も魅力的ではあるが、私のような小博打派はそれではカネがもたない。

   参考までに私が信頼している騎手をあげてみよう。デムーロやルメールなど外国人騎手を除けば、戸崎、蛯名、横山典がいい。次に武豊、岩田と続き、今は不振だが内田はこれから良くなってくると思う。明日は小銭を持って東京競馬場へ行ってこよう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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