2024年 4月 29日 (月)

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ドローン落ちても気付かなかったお笑い首相官邸警備!年配者多くさっさと歩けない警官OB

   先日、官邸の屋上にドローンが飛来して大騒ぎになったが、どうやら一国の主を守る警備体制は「笑える」ほどお粗末だと、週刊新潮で3月末まで官邸警備官を務めた花堂秀幸氏(61)が実名で告発している。

   官邸の警備体制は、外周は官邸警備隊が見回り、総理の身辺は警視庁警備部警備課のSPが警護。官邸の入り口と内部の警備は総理大臣官邸事務所が雇う官邸警務官たちが守るようになっているという。

   花堂氏は警視庁に入り特別機動隊にもいたが、12年2月に退職。そのとき非常勤の警務官の仕事を紹介されたという。花堂氏によると、警務官は4班に分かれ全体で80人ほどだが、年配者が多く武道経験者も非常に少ないという。なかにはさっさと歩けない人までいたという。仕事時間内にスマホでゲームをやっている者もいるそうだから、緊張感なさ過ぎでしょ。

   職員が出勤してくる西門に配備されている警務官はわずか5人で、門を開け閉めする機動隊員はたった1人。食堂に食材を運んだり、建物のメンテナンスをする業者が多くいるので、花堂氏は心許ないという。

<「以前はあったという車両用の金属探知機は今はなく、業者の車は登録証を持っていれば、検査も受けずに入れます。だから、車に爆発物でも積まれていたらおしまいだし、車の中に誰かが隠れていたってわかりません」>

   これまでにも西門から不審車が入ってしまったことがあったという。

   それに、万が一、不審者が官邸内に入ってきても素手で闘わなくてはいけないのだそうである。<「警務官は拳銃はもちろん、折りたたみ式の警棒も携帯していません。いちおう警杖と警棒は各エリアに備え付けられていますが、上司から『使ってはいけない』と言われている。要は『なにかあったら逃げろ』と。私も勤めてすぐ、『ここはケガしたら補償がないよ』と言われました」>

   官邸内の巡回もおざなりで、酔っ払っても勤まるそうだ。また、警務官の財布から現金が盗まれる事件が頻発しているが、まともに解決できないという。月給は額面で月額30万円程度だそうだ。

   この記事をテロリストが読んだらどう考えるのだろう。原発施設を狙うより官邸を狙うほうが容易いと思うのではないか。安倍首相はこの実態を知っているのであろうか。これでは夜、マクラを高くして眠れないはずだが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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