2024年 4月 28日 (日)

<マザー・ゲーム~彼女たちの階級>(TBS系)
決め台詞キマらない連ドラ初主演・木村文乃!ドラマ見せ場で拍子抜け・・・

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

不倫妻の安達祐実にものすごい色気・・・うまいね

   木村文乃が初の連ドラ主役である。美人なのになぜか笑顔がかわいくない(不思議だ)けど、ただ一人の庶民派ママはけっこうサマになっている。

   ママたちの中で目をひくのは、ママ・カースト最上位に位置する小田寺毬絵(檀れい)。群を抜いたセレブという設定で、身に着けるものすべてが高そうだが、それ以上に圧倒的に美しい。もう一人、意外なキャスティングに感じたのが後藤みどり(安達祐実)。娘の通うスポーツ教室の先生(上地雄輔)と不倫する役だからか、安達は子役の面影はどこへやら、ものすごく色気がある。上手ってことだね。

   対する夫たちはろくなのが出てこない。希子の元夫(岡田義徳)はシェフの修業をするという名目で突然いなくなったと思ったら、また現われて希子のお金を勝手に持ち出す最低な奴だ。姑のモラハラに必死で耐える矢野聡子(長谷川京子)の夫は、家族の会話が聞こえないよう、あろうことか耳栓をしている。

   元キャリアウーマンのみどりの夫は、みどりの留守中に不倫相手を家にあげてイチャイチャと残念すぎる夫のオンパレードだ。まだましなのは毬絵の夫だが、なぜか常に毬絵に対して敬語を使い他人行儀なのだ(この謎は今後の展開で明らかにされそうだ)。

   だが、一番残念なのは希子の決め台詞だ。毎回、凝り固まった考えに固執し、子供につらい思いをさせる相手への決め台詞、つまりこのドラマの根幹の部分だと思うのだが、それが「はっきり言わせていただきます!」なのである。

   こっちもはっきり言わせていただくと、これじゃ迫力なくて普通すぎ! 決め台詞なんだから、流行語大賞を狙う勢いでもっとひねって欲しい。(火曜よる10時)

(カモノ・ハシ)

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