虐待・ネグレクト原因「夫婦間のトラブル」増加中
クリニックの本津浩明院長は「夫から受けた心の傷、怒りのエネルギーがその後、弱い存在の子どもたちに向かってしまう。この連鎖を断ち切るのは容易ではありません」という。厚生労働省によると、こうした夫婦間のトラブルが原因で虐待に至るケースが増加していて、「生まれてこなければよかった」など言葉による暴力や無視が急増中という。
取材した森本「母親本人も虐待したくてしているわけではないんです。過去の元夫との関わりがあって、感情を抑えきれず虐待してしまう。でも、子どもはお母さんが好きという。ここが難しいところなんです」