2024年 5月 2日 (木)

<朝が来る>(フジテレビ系)
幸せな家庭にある日現れる「私の息子を返してください」・・・養子縁組の難しさ描く東海テレビ「大人ドラマ」期待できそう

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養子役の林田悠作くん滅法かわいい!紆余曲折の末にハッピーエンドかな

   結婚、出産年齢が高くなるとともに、不妊に悩む人々も多くなってきた。生殖医療の普及によって、以前なら隠したかった男性不妊を含む不妊治療をオープンにするようになったことも大きいだろう。これはいいことだと思う。

   だが、医療にも限界があり、どうしても子供が授からない人々も少なくない。一方、いつの世でも、予期しない妊娠や育てられない事情はなくならない。それなら養子にしてもいいのではないか、とつい単純に思ってしまうが、日本ではそういった経緯で養子にする場合が外国に比べて少ないらしい。

   でもよく考えてみると、昔の日本ではもっと養子がいっぱいいたのではないか。子沢山で困っている人がいて、逆に不妊治療なんてなかったから子供に恵まれないという人がたくさんいるのも当たり前だったからね。

   このドラマでは、それを実践する夫婦と、産みの母・ひかり(川島海荷)がたどるその後の過酷な人生を追うことによって、現代の若者が直面する貧困化の暗部をもあばいてゆく。

   さらにもう一人、夫の部下・香澄(佐津川愛美)が絡む。彼女は母に虐待されて育ったせいか、「幸せな家庭」に敵意をいだいており、平然と不倫に走り、清和に近づいたりする。しかし、別れた不倫相手の子供を妊娠していることがわかり、さあ、どうするか。

   朝斗役の林田悠作くんがめっぽうかわいい。夫妻は養子であることを隠さず、産みの母を「広島のかあちゃん」と呼ばせている。この辺り、ハッピーエンドを予想させてくれる。土曜日夜11時40分~

(カモノ・ハシ)

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