2024年 4月 26日 (金)

「人生は 紙おむつから 紙おむつ」粋で鯔背な永六輔みごとに演じた『マスコミの寄生虫』

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週刊新潮、週刊文春ちょっとやり過ぎ!美人アナの愛人クラブ勘違い登録でNHK取材

   週刊新潮と週刊文春がNHKの現役美人アナが「高級愛人クラブに登録していた」ことを報じているが、両誌の書き方が違うのが興味深い。週刊新潮によると、高級デートクラブ「ユニバース倶楽部」は全国10か所に本支店があり、入会金は4つのクラスがあり、最上位のブラックだと30万円。紹介された女性と肉体関係を結ぶと1回10万円が相場だという。

   そこの札幌支店に登録した女性がNHK某放送局(誌面では実名)でニュースに出演している「契約リポーター」によく似ているというのである。彼女は週刊新潮の直撃に「そうですね、これ私です。登録してました。1人と会ってすぐやめちゃったんですけど」とすんなり認めたのだ。

   彼女は結婚相談所だと勘違いしていたという。週刊新潮はそこの倶楽部で撮影された動画を東京に暮らす母親に見せに行き、NHKにも取材を入れる。いくら女子アナ本人が「自分が世間知らずで、そのようなサイトに登録してしまったのは本当に迂闊だったし馬鹿だった。自業自得だから仕方ありませんよね」といっても、これはやり過ぎではないか。

   週刊文春はデートクラブ名はナシ。NHKとは出ているが某地方局まで。NHKに取材は入れている。本人にも直撃。両誌を読む限り、彼女は売春をしてカネをもらったとはいっていないし、そうした事実はないのではないか。だとしたら、NHKに取材を入れたは行き過ぎた取材行為だと思う。彼女は多分NHKから契約を解除されるだろうから、これからどうするのだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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