2020年 2月 23日 (日)

自衛隊「駆けつけ警護部隊」南スーダン出発!国連も二の足踏む部族内戦

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   南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で自衛隊の主力部隊120人が30日夕(2016年11月)、新たに「駆けつけ警護」任務を付与されて首都ジュバに向けて出発した。憲法上の制約を残したまま中途半端に足を踏み入れたため、駆けつけ警護はかえって難しい判断を強いられそうだ。新任務を付与された自衛隊はどのような事態に直面する可能性があるのか。

7月には首都で死者270人の銃撃戦

   国連PKO活動は紛争地域の平和維持を図る手段として、停戦監視や紛争の拡大防止を任務にスタートした。ところが、平和維持の困難な地域での活動が増え、避難民や国連スタッフを保護するために実力行使も辞さない対応が求められるようになった。

   南スーダンの首都ジュバでも今年7月、大規模な戦闘が起き270人以上の死者が出た。5年前の独立以来くすぶり続けてきたキール大統領率いる政府軍(最大部族のディンカ族)と対立するマシャール前副大統領率いる反政府勢力(第2の部族のヌエル族)の争いだ。戦闘で兵士がNGO(国際協力に携わる非政府組織)施設に押し入り、地元ジャーナリストらが殺害され、複数の女性スタッフが性的暴行を受けた。現場にいた男性は国連PKO部隊に何度も救出を求めたが来ることはなかったという。

   この時にベッドの下から撮った映像には、武装勢力ではなく部屋を物色する政府軍の兵士だった。「『ヌエルはどこだ、ヌエルはどこだ』と怒鳴り散らしていた。殺害されたジャーナリストはヌエル族で、頭に銃弾を2発、倒れた後も4発の銃弾を浴びせられた」と話す。「国連PKO部隊が助けに来てくれると信じていた。援助関係者の保護も任務だからです。強硬手段を使ってでも守ってほしかった」という。

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