2024年 5月 6日 (月)

ぽっちゃり人気!メイプル安藤「太っていることを認めたらいいよ」無理痩せは不自然

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肥満気味BMI25~30が最も死亡リスク低い

   いま日本ではBMIが25以上の人が3人に1人。健康に影響はないのだろうか。アメリカの疾病対策センターが体型と死亡リスク関係を地域や人種を超えて大規模に行った調査では、BMI25~30の人たちが最も死亡リスクが低いという結果が出て、「肥満パラドックス」と呼ばれた。ただ、肥満は健康に悪いというのはいまも定説で、ダイエットとの兼ね合いで議論が続いている。

   最大の問題はリバウンドだ。大手フィットネスの調査では、57.4%がリバウンドに苦しんでいる。肥満とダイエットが専門の医師、宮崎滋さんは「ダイエットで減った体重の半分まで増えたらリバウンド」という。これを繰り返すとサルコペニア肥満の危険がある。ある種のダイエットは脂肪と同時に筋肉も減らす。ここでリバウンドが起こると、筋肉が増えず脂肪だけが増えて、糖尿病や高血圧の危険が増すのだ。

   リバウンドを減らすにはどうしたらいいのか。宮崎さんは「体重の3%、胴回りを3センチを3か月~6か月かけてゆっくりと減らすこと」。これならばリバウンドも減らせるし内臓脂肪も減らせる。要するに、劇的に「何キロ痩せた」というのは危ないということである。

   ぽっちゃりの好感度はいいとして、日本人の3人に1人が肥満だとは驚いた。宮崎さんがいいこといっていた。「肥満の原因を探すこと。多くはお菓子や果物の食べすぎなんです」

クローズアップ現代+(2017年2月9日放送「ぽっちゃりブーム到来!?~ダイエットとの上手なつきあい方~」)

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