2024年 4月 27日 (土)

直します!家の中のミニ修繕「じゅうたんのへこみ」「画鋲の穴」「吸いつかないフック」

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   家具を置いてあった部分のじゅうたんのへこみ、壁の画鋲の穴、吸いつかなくなった吸盤式フック・・・など、気になりだすとイライラする家の中の悩みを「スゴ技Q」コーナーでその道のプロが解決した。「直します。すべてお任せください」と宮下純一(タレント)は胸を張る。

★畳・じゅうたんのへこみ

   重い家具を置いておくと、畳やじゅうたんにへこみができて見てくれが悪い。老舗畳店四代目の八巻太一さんは霧吹きとアイロンでたちまち直してしまった。霧吹きでへこんだところを湿らせ、指でなじませてしばらく置く。「夏場で5分。冬場で10分です」(八巻さん)

   次に、湿らせたところにぬれタオルを当て、温度を『高』にしたアイロンをかけて畳表を一気に膨らませ、ドライヤーで乾かせば修理完了だ。「どうです。へこんでいたのがまったくわからなくなったでしょう」(宮下)

   じゅうたんはスチームアイロンを『高』にして当てるのだが、このときに脇から割りばしで毛足を起こして根元まで蒸気を行きわたらせるとふんわりが戻る。

熱い湯につけ吸着力復活

★画鋲の穴

   カレンダーなどを下げるために画鋲の穴だらけになってしまった壁も、DIYアドバイザーの嶋﨑都志子さんは「家であるもので簡単に直せます」という。小さい穴なら「霧吹きでしっとりするくらい濡らし、ドライヤーを当てながら大きめのスプーンの背で押してやります。何度か繰り返すうちに目立たなくなるはずです」

   穴が大きかったら、「爪楊枝の尖ったほうに木工用接着剤を付けて差し込みます。このとき浅く差し込むのがコツとなります。乾いたら飛び出しているところをニッパーで切り落とし、スプーンで押し込んでやれば埋まります。最後にアクリル絵の具で壁と同じ色に着色します」(嶋﨑さん)

★吸いつかなくなった吸盤式フック

   台所や風呂場の吸盤式フックはズルっとずり下がることが多い。「原因は二つです」と生活用品製造・販売会社の竹下真由美さんは解説する。「一つ目は接着面の汚れ。空気が入りやすくなってしまうんです」。これは内側を中性洗剤などできれいに洗ってやることで解決するはずだ。

「それでもくっつきにくいときは二つ目の原因があります。使い続けているうちに吸盤が平らになってきて、吸いつく力が弱くなってしまうんです。でも、これも簡単に解決できます」

   吸盤部分を外して熱い湯につけてやると、樹脂がお椀のような元の形に戻って吸着力が戻るのだ。

   このほか、「スーツのテカリ補修」「縮んだニットの復元」など、「直し」のテクニックが次々と披露され、大いに役立つ特集だった。コーナーとして定着させてはどうだろうか。

カズキ

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