「北朝鮮の関係者2人は大使館に隠れている」 マレーシア警察トップ、強制捜査の構え

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   金正男氏殺害事件について、実行犯の女2人は「ドッキリ動画の撮影を手伝った」だけなのか、毒物は何だったのか解明できていない闇の部分が多い中で、マレーシア警察本部のアブバカル長官が22日(2017年2月)記者会見し、新たな新事実を明らかにした。

   それによると、犯行に関与したグループの一員として新たに重要参考人2人の職業と名前を発表した。北朝鮮大使館の二等書記官、ヒョン・グァンソン (44)と北朝鮮国営航空「高麗航空」職員のキム・ウクイル(37)。

   アブバカル長官は「北朝鮮の組織的犯行だ」と厳しく批判。「二等書記官は5カ月前、国営航空職員は3週間前にそれぞれ入国しており、二人はまだ北朝鮮大使館内に隠れている。現在、面会を申し入れているが、できないなら我々は強制的に行う」と強制捜査も辞さない構えを示した。

実行犯の女2人はショッピングモールで入念リハーサル

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   また、アブバカル長官は、実行犯の女2人について「彼女たちは犯行後、手を洗うように指示を受けていた。両手を挙げて逃げており、毒物と知っていた」と明言。さらに「イタズラ動画の撮影と思っていた」という供述は信用できないとの見方を示した。

   アブバカル長官は、その根拠として挙げたのが入念なリハーサル。クアラルンプール市内の巨大ショッピングモール「パビリオン」「KLCC」などで1カ月がかりのリハーサルを行っており、暗殺計画を知っていたとみている。

   インドネシア出身のアイシャ容疑者(25)は「クリームを正男氏の顔に塗った後、手がヒリヒリした」、ベトナム出身のフォン容疑者(28)も「空港を離れる途中気分が悪くなり、ホテルに戻るとすぐ寝込んだ」と話しているという。

   笠井信輔アナによると、朝鮮中央通信が23日朝、事件について北朝鮮国内で初めて報道されたという。その中身は「国民の男性が心臓発作で死亡したが、この事件は韓国がつくったシナリオで、マレーシアは我々の立ち合いなしで男性を解剖するなど主権を侵害している」というものだった。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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