2024年 5月 5日 (日)

芸能人は「労働者」なのか「芸術家」なのか?相次ぐトラブルに厚労省も警告

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太田光代「日ごろから密なコミュニケーション」

   「どうしたらいいんでしょうね」と杉浦友紀キャスターが聞く。弁護士の紀藤正樹は「芸能事務所も芸能人本人も、テレビ業界を含めて、全体の中で芸能人が独立する際のルール作りをきちんとしないと、独立が騒動になってしまうんですね。この業界を監督しているのは経済産業省でしょうから、経産省が標準契約みたいなものを作成して提示することも一つの考え方だと思います」と提案する。

   お笑いコンビ「爆笑問題」など30人の芸能人を抱える芸能事務所の太田光代社長は、「タレントを預かる立場としては、もう少しコミュニケーションを取っていき、お互いの意見の疎通を図れるようにして入ったらいいかなと思いますね。堀北真希さんがとても美しい引退のされ方、きちんと順序経ってお辞めになった。とても爽やかな感じで、やり方によって全くイメージが違ってくるのですね」

   芸能人と言われる人は、業界団体に所属している人だけで約3万人いるという。そこで生き残っていくのは「契約書」だけでは難しいのだろう。

モンブラン

クローズアップ現代+(2017年3月1日放送「芸能人が事務所をやめるとき ~『契約解除』トラブルの背景を追う~」)

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