宅配そこまで便利な必要あるか?ヤマトの改革で始まった「利用者もコスト負担を」
2017.03.04 12:00
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コンビニ、駅に「宅配ロッカー」
ヤマト運輸は再配達を減らすために、利用者の協力を求めている。LINEで配達予定を通知し、都合が悪いと時間を変更して1回の配達で済むようにする試みだ。自宅以外で受け取れるよう、コンビニの利用に加え、駅などに「宅配ロッカー」を設置し始めている。いまは170台だが6年間で5000台にする。どちらも想定以上の利用頻度だが、まだ決定打にはなっていない。
ヤマトホールディングスの小菅泰治常務は「サービスはコストがかかることを認識していただきたい」という。刈屋さんは「再配達のコストを誰が払うか。通販か、利用者か」という。今は宅配業者が負担しているわけだが、ヤマトが声をあげたことで、業界が動くかもしれないともいう。
タレントの真鍋かをりさんが「宅配は優しすぎる彼氏みたいな」とうまいことをいう。「慣れて当たり前に思っているけど、便利すぎ。消費者側もできることはありますよね」
ヤンヤン
*クローズアップ現代+(2017年3月2日放送「"はやくて安い"ネット通販に危機が!?~宅配サービス・過酷な実態~」)