鹿児島県霧島市・ハンターがイノシシ駆除でインチキ 1匹で何度も請求し報酬金だましとる

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   鹿児島県霧島市で、農作物を食い荒らすイノシシなどの害獣駆除に出る報酬金を、ハンターが不正に受けていたことが明らかになった。手口は誠に単純で、駆除した獣の写真を何枚も撮って、それらを別個の駆除例だと申し立てていたのだった。中には市会議員もいたというから呆れる。

   霧島市農林水産部は、毎年有害鳥獣の駆除に、証拠写真と引き換えに、1頭あたり1万2000円の報酬を出している。これには国の交付金も含まれている。つまりは税金だ。

   今回明らかになったのは、1頭のイノシシを複数回撮影して、それぞれ別の個体だとしてダブって報酬を得ていたケース。市の調査によると、不正を認めたのは29人で、4年間で252件もあった。中には1人で41万円も受け取っていた人もいた。

   現に写真を見ると、場所を動かしたり、姿を変えたりといった『細工』というものはなく、場所や時間を書いたボードの位置をずらしただけと言う「ずぼら」も。

   ハンターの一人は現職の市会議員で、議会で「有害鳥獣の駆除」の手続きについて、「写真の撮り方」を統一すべきだと意見を述べていた。この市議は不正を認め、報酬は全て返還すると言っている。

ハンター高齢化し、ありがたい存在に

   調査が進むと、駆除の実態も明らかになった。2013~16年に165人のハンターが駆除したのは1万1327件。うち不正を認めたのが29人、252件で、不正申請は約241万円だった。

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   霧島市は今後、写真撮影の際には、害獣にペンキで番号を書くことを義務付けたいとしている。

   司会の羽鳥慎一「この件数を見ると、ハンターのほとんどはちゃんとしていて、不正は一部なんだけれども、全国にもある可能性は否定できない」

   高木美保(女優)「今、ハンターが高齢化して減っているために、害獣を獲ってくれるありがたい存在に遠慮して、不正を厳しく追及できないみたいですね。市議の人なんて、少ない予算のことだって知っているはずなのに......詐欺じゃないかなぁ」

   羽鳥「報奨金には国の交付金も含まれていて、税金なわけです」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「どうしたらいいんですかね。性善説でやってるとこうなっちゃう。やはり害獣を役所まで持って行って......」

   羽鳥「でも、何百キロもあったら......そしておそらく、霧島市以外でもあるかもしれない」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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