2024年 4月 27日 (土)

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由伸ジャイアンツどん底の元凶ナベツネ!口出しでチーム混乱

   いまダメな物事を上げろといわれたら、安倍内閣の共謀罪法案強行採決と文部科学省に圧力をかけて、加計学園に便宜を図っていたことがはっきりしたことである。なにしろ、首相の最側近である萩生田光一内閣官房副長官が、加計学園しか条件が合致しないように文言を修正していたことが明らかになったのだから、安倍首相の疑惑は灰色ではなく真っ黒になったのである。

   安倍首相は、関わっていたことが明らかになったら総理も議員も辞めるといい切った。綸言汗の如し。即刻、お辞めになるんでしょうな。

   ついでといっては何だが、週刊ポストが性懲りもなく小沢一郎のインタビューをやっているので、少々紹介しておこう。いまや小沢が率いる党には6人しかいない。少ないからどうというのではない。共産党を野党共闘に引きずり込んだり、存在感はまだある。だが、このインタビューでもわかるように、往年の鋭さはもはやない。

   一つだけ紹介しておく。フランスの大統領選で極右政党のル・ペンを阻止するために社会党から右派勢力までが手を組んだ。「日本では野党結集と言うとメディアがすぐに『野合』と批判するけれども、今、日本はまさに安倍内閣という極右政権ができているんだから、これを倒すためにフランスのように全員で対抗するのは何も悪くない。僕は野党に常々『堂々とやれ』と言っている」

   だが、民進党の支持母体である連合の神津会長は、私に「共産党と組むなら野党共闘などしなくていい」とはっきりいっている。民進党が小沢のいうことを聞くとはとても思えない。

   安倍首相よりダメなものなどほかにないと思っていたら、あった! 球団史上の記録を42年ぶりに塗り替えた高橋由伸・巨人軍である。長嶋の監督1年目でも11連敗だった。そして、この年は、球はものすごく速いがノーコンだった新浦というピッチャーを根気よく使い続けたための最下位だった。その新浦は翌年、見事にエースに育ち、巨人を優勝させた。今の高橋由伸には何もない。

   由伸の名言が週刊ポストに載っている。「相手があることなので、なかなかうまくいかない」。11連敗後のコメントのようだ。その通りである。相手があるから、それに対処するのが監督なのだが、由伸にはそれがわからないのだ。

   2年目の今季は30億円もの大型補強をしたのに、その選手が一人として活躍していない。これも見事というほかない。

   現状は監督だけの問題ではなく、フロント、それに口を出し過ぎるナベツネこと渡辺恒雄主筆らの責任が問われなくてはいけない。週刊新潮によると、高橋を替えて松井秀喜にしたいところだが、ナベツネがこれに難色を示しているという。ヤンキースに移籍する時、好条件を出したにもかかわらず袖にされたのを恨んでいるそうだ。肝っ玉の小さな話だが、今の巨人じゃ誰もなり手がないだろう。

   おまけに、編成の責任者である堤辰佳GMを解任して、鹿取義隆を起用した。GMが首になるのは当然としても、もともと読売新聞が野球のことなどわからないのに、口を出し過ぎたため、現場が混乱しているのだ。

   昔、氏家日本テレビ社長からこんな話を聞いた。務台読売新聞社長時代のこと。テレビで野球中継を見ていた務台が「こんなピッチャーを使うからいけないんだ」と怒り出し、近くにいた人間に巨人ベンチに電話を掛けろと命じた。早速、電話をすると、次の回、監督が出てきてピッチャー交代を告げた。こんなことがよくあったという。

   これではいくら優秀な監督でも嫌気がさす。今もこのようなことが行われているのかもしれない。由伸よ、早く辞任したほうがいい。今の戦力では立教大学にも負ける。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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