国会は閉会、安倍内閣支持率急落 それでも44.9%を保つ意味は?

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   通常国会は18日(2017年6月)、強引な運営で家計学園問題を振り切り、与党のシナリオを通して閉会したが、これを受けて安倍内閣の支持率が急落した。共同通信が週末に行った電話による調査で、内閣支持率は5月から10.5ポイントも下がって44.9%になった。これまで最大の急落だ。

   国会終盤の論点は、首相の親友が理事長を務める加計学園の獣医学部新設で、官邸が有利な条件を整えたのではないか、との疑惑に集中した。

   「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」という文科省の文書の存在が確認された後も、安倍首相は終始、「具体的な支持や働きかけをしたことは一切ない」と突っぱねた。

   また、学部新設を認めた際、獣医学部新設の選定要件を、事実上加計学園だけが該当するような内容に書き換えたと、文科省文書が示唆したことでも、名指しされた萩生田光一・官房副長官は、「指示を出したことなない。文科省のメールには戸惑いを感じております」と全面否定した。

   逆に山本幸三・地方創生担当相が、「修正は自分の指示だった」と明かし、さらに、「メールを作った人が、文科省からの出向者で、不適切なことだが、隠れて本省にご注進したもの」と経緯を暴露して、野党もあぜん。山本大臣の真意を正すこともなく、話はうやむやになった。この時、安倍首相、麻生財務相はにこやかに言葉を交わしていた。

内閣支持率急落しても野党の支持率伸びない

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   安倍内閣の支持率は、2月には6割台だったが、3月の森友学園問題で6ポイント下がって55.7%に。さらにテロ等準備罪での強引な幕切れと加計学園問題のツッパリで、これまでにない急落となった。さらに、加計学園問題での政府答弁に「納得できない」と答えた人は、73.8%にもなった。

   司会の小倉智昭「もっと下がってもいいんじゃないか、という人もいる。情けないと思うのは、安倍さんを支持する理由で、かなりの人が、『安倍さん以外にふさわしい人がいない』と答えていること。混沌とした政治家の様をどう考えるかだよね」

   山中章子アナ「支持率は下がっても、では野党の支持率が伸びているかというと、そうでもない」

   小倉「そこなんですよ」

   ただ、自民党内からも声が上がっている。小泉進次郎氏は、「疑問も疑いも批判も、すべて受け止めて答えていかなければならない。国会の開会・閉会に関係なく、答えていかなければならない」とコメントした。

   森友学園の8億円だって、その後どうなったのか。これらに安倍首相や菅官房長官が答えることはないだろうが、問い続ける必要はある。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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