住んでるマンションで出火!あなたは逃げられるか?すぐには使えない避難はしご、隔板

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   イギリス・ロンドンの高層マンション火災は2日間燃え続け、29人が死亡した。マンションの防火規制が厳しい日本では起きにくいとされるが、1年間に3774件(平成27年)の火災があった。あなたの住んでいるマンションで火災が起きたらどう逃げたらいいのか。

   遠藤亮アナが訪ねた東京・千代田区の25階建マンションでは、2年前に火災があった。火元となった部屋の2階下に住んでいた住民はこう話す。「(中央の吹き抜け部分から)上を見たら黒い煙が這ってたんですよ。とっさに考えたのは消火でした」

   マンションの防災訓練で、高層階は消防隊が来るまでに時間がかかるので、住民による初期消火が大事と聞いていたからだった。消化栓からホースを伸ばし、煙が出ている部屋に放水した。火は消し止められ、他の部屋に燃え広がることはなかった。

   住んでいるマンションで出火を発見したら、消すべきか逃げるべきか。市民防災研究所の坂口隆夫理事は「火が天井に移っていたら避難。移っていなかったら消化器で消してください」という。

   柳澤秀夫キャスター「それって、自分の家だったらということですよね。隣の部屋だったらどうしたらいいんですか」

   坂口理事「まず、知らせてあげてください。気が付いていないこともありますから。漏れている煙が白かったらドアを開けても大丈夫ですが、黒かったら逃げましょう。すでに可燃性のものが燃えているということです」

家族で防災訓練参加-生死分ける体験の有無

   遠藤アナが大手マンション会社の社員や管理人、住民を対象にした防災研修施設で避難体験をした。ベランダに設置してある避難はしご。「マンションに住んでいるので見てはいますが、開けたことはない」といいながら開けようとすると、途中でガチャンと止まってしまう。子どもが誤って開けたりしないように、チャイルドロックがかかっているのだ。これを最初に外さなければいけなかった。はしごを下ろすのも、説明書きを読まないと戸惑ってしまう。

   消化栓のホースを伸ばし先端をひねったが・・・水は出ない! 担当者は「本体のバルブが開いてません」。ベランダで隣の部屋と隔てている隔板(へだていた)も、女性社員が蹴とばしたが壊れない。5回目でようやく小さな穴が開いた。スタジオでゲストの井森美幸(タレント)も挑戦し、相当に強く蹴ってやっと壊れた。「コツは思いきり真ん中を蹴ること」(坂口理事)。フライパンなど固い物でぶっ叩いてもいいそうだ。

   遠藤アナ「とにかく家族で防災訓練には必ず参加すること。1度経験しているのといないのとでは、まったく違います」

   隣り近所とのコミュニケーションが避難や消火のときに生死を分けることを知っておこう。

カズキ

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