東京・足立で水道水に下水処理水が混入する珍事 勝手に配管つないでいたのが原因

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   東京・足立区内で、あろうことか水道の蛇口からクサイ臭いのする濁った下水処理の水が混入する事故があった。野上慎平アナが「絶対に水に流しえぬ前代未聞の事故原因に迫ります」と『ショーアップ』のコーナーで伝えた。

   「水道水が濁り異臭がする」―足立区の住民から10日(2017年9月)午後、こんな通報が東京都水道局にあった。職員が確かめたところ、住宅の蛇口から黄色く濁り異臭のする水が出ている。

   調べた結果、原因は住宅街のすぐ近くにある施設のトイレで見つかった。以前このトイレは洗浄用に下水処理水を使っていたが、5年前に水の出が悪くなったため、施設の作業員が勝手に下水処理水と上水を繋ぐ配管を行なった。

   そのあと上水だけでトイレの洗浄はできると思い下水処理水のバルブは閉めていた。ところが今月10日、別の作業員がトイレの配管を掃除した後に、下水処理水のバルブを閉め忘れてしまった。

   このため上水より下水処理水の水圧が強いことから、上水の配管を通って下水処理水が逆流し各家庭に流れてしまった。

   通報から上水と下水処理水を繋いだ配管を取り除くまでの21時間に約8トンの汚染水が27世帯に流出。住民はこの汚染水を飲んだり洗米したり、シャワーに使ったりしたと呆れる。

飲んでも影響ないというが......

   都水道局によると、この下水処理水は飲料には適していないが、高度に殺菌処理された水で、トイレの洗浄や公園のスプリンクラー、噴水に利用されている。「飲んでも健康には影響ない」という。それでも気持ち悪い。

   水道の給水管に他の配水管を繋げる行為は水道法施行令で禁止されている。都水道局の永田有利雄工務課長は「違法と知らない人がやってしまうかもしれないので今後、周知徹底したい」と話している。

文   モンブラン
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