2018年 9月 26日 (水)

女性主人公の大河ドラマはつまらない 「何を考えているのかわからん」直虎に共感せず
〈おんな城主 直虎 最終回〉(NHK総合)

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   最終回まで見ての結論。「八重の桜」も「花燃ゆ」も、女が主人公の大河ドラマは筆者には面白くなかった。理由の1つは昔々、女は余程の大物でない限り、名前さえ歴史に残らず、ただの「女」と書かれる扱いの存在だったこと。女を主人公にした場合どうしても狂言回しの役しか振られない。歴史を動かす主にはなれない。無理やり主人公で意味づけしようとするからつまらないものができる。
   今回の直虎(柴咲コウ)も小藩の悲哀は政次(高橋一生)に美味しいところをかっさらわれ、城主になったり坊主になったり、男勝りに徹するでもなく、かといって愛や恋に懊悩するでもなく、ただ「戦わない道」を選択するという曖昧模糊とした「何を考えているのかわからん」女で最後まで共感する部分がなかったのだ。
   気に入らなかったのは俳優の選び方。徳川家康役の阿部サダヲは「塩をつまんだようなチンケな小者感」がつきまとい、築山殿らを殺すという家康の底知れぬ腹黒さを表現する場面で、ただの可哀そうなおとっつぁんにしか見えなかったし、最後まで大御所様のカケラも出せなかった。また直虎の従者たちに魅力的な人物が配されなかったこと。最後まで役名も俳優名も覚えられなかったほどだ。
   後半の目玉、万千代の菅田将暉はまだまだ演技が未熟で、目ん玉剥いているだけで、なんでこいつが主役扱いなの?と疑問だった。
   政次の高橋一生、南渓の小林薫、今川義元の春風亭昇太、方久のムロツヨシ、厚化粧の浅丘ルリ子、信長の市川海老蔵らはよかった。
(放送2017年12月17日20時~)

(黄蘭)

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