2024年 4月 28日 (日)

阪神・淡路大震災から23年・・・その時どう行動するか?家族で災害シミュレーション

高齢者は「歯ブラシ」「おくすり手帳」忘れるな

   さまざまなシーンや家族形態を考え、多くのシミュレーションを行っておかなければならない。台風が来ている時に地震が起きたとしたら傘ではなくレインコートと頭を守るヘルメットを準備しておきたい。夜に地震が起きた時のため、両手が空くヘッドライトや避難所や自宅で使えるランタンがあると安心だ。家族に高齢者がいたら、おくすり手帳と歯ブラシが不可欠となる。

国崎さん「薬の色や形だけでは処方ができないので、どの薬をどのくらい飲んでいるのかをはっきりさせなければなりません。携帯電話のカメラ機能で撮影して保存しておくのもひとつの手です。高齢者は入れ歯をしていると、入れ歯ケースを忘れたら、ずっと外せず不衛生な状況になる。菌が体内に入り誤嚥性肺炎で亡くなってしまったこともありました。入れ歯ケースや歯ブラシを持ち出し、口の中を衛生的に保つのが非常に重要になります」

   ペットと暮らしている人はペット用の食料や水を用意し、逃げ出した時のために首輪などに連絡先を書いておくとよい。

ピコ花子

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