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週刊文春批判にたけしスルドイ突っ込み「世間が不倫ネタに飽きちまっただけ」
週刊文春の小室哲哉の不倫報道が意外な批判を巻き起こしている。1月27日には、新谷学編集長が同誌のデジタルのイベントでお笑い芸人のカンニング竹山と対談し、これについて意外に殊勝な言葉を述べたようだ。「厳しい意見もいただき、胸に手を当てて考えていきたいが、不倫摘発雑誌のようにとらえられるのは切ない」
報じた理由については、「人間のいろんな面を伝えていきたい。KEIKOさんの介護をしているという『表の顔』の裏で、女性との息抜きを求めていた。大変な介護の中で息抜きもしたくなるよなという、介護の理想と現実というものを伝えたかった」などといったと朝日新聞が伝えている。
カンニング竹山の「一連の不倫報道の流れで世の中が騒ぐだろうと分からなかったのか」との質問に対しては、新谷編集長は「週刊文春は忖度しないメディア」としながらも、「こちら側の意図するものと、伝わり方に大きなギャップが出てきている。予想できなかった」と述べたそうである。
私は女性セブンにこの問題についてどう思うかと聞かれ、こう答えた。「週刊誌は創刊以来、不倫を含む『スキャンダル』と『メディア批判』は大きな柱。けしからんという声は昔からあるが、そこは揺るがない。週刊文春だって引退させたいと思っていたわけではないだろうし、多少の批判で撤退するほど週刊誌はやわじゃない。これだけ不倫報道が注目されるニュースならば、今後も情報が手に入れば不倫報道は続くだろう」
お前は第三者だから無責任に強気になれるのだという批判がでそうだが、週刊ポストで、たけしはこういっている。<「オイラにいわせりゃコトは単純だよ。世間がもう『不倫ネタ』に飽きちまっただけじゃないかってさ」>
批判をしている連中に対しては、<「ずっと一緒になって面白がっておいて、『才能が惜しい』とか後づけのテキトーな理由で、『今回だけはけしからん』じゃスジが通らないよ。(中略)ホリエモン(堀江貴文)やらも『文春は調子に乗ってる』なんて批判してるみたいだけど、お前が何言ってるんだってツッコミたくなるね」>
自分もフライデーに追い回され事件を起こしたが、だいたい不倫ってそんなに寄ってたかって非難されるもんじゃない、単純に「余計なお世話」って話だと不倫常習者としての大義を語り、<「けどさ、会見で引退宣言した小室もカッコ悪いよ。今回の件と本業はまったく関係ない話だろ。『何やかんや理屈つけてるけど、結局は売れなくなっただけだろ』って思われちまうのがオチだぜ」>
芸人や芸事に関わる人間の引退は、自分で決めるもんじゃない。それは「客」だというたけしの言葉に、私は頷く。